日本予防医学薬剤師協会では、ヘルスケア産業における薬剤師の役割を拡充し日本の健康寿命延伸へ寄与するために、
予防医学薬剤師を「育てる」ための事業と、「広げる」ための事業を行っていきます。

◉育てる

一般社団法人日本予防器楽薬剤師協会では、「薬剤師が予防医学を学びたい」と考えた時の第一選択として予防医学薬剤師業界をリードする存在となります。

ヘルスケア産業の高まりの中で、食事指導や栄養指導、運動や美容、心のサポートや香りなど様々な事業や活動が立ち上がっています。

そのような事業主や活動団体の方々と積極的に提携をしていくことによって、薬剤師の「やりたい」活動を支援し、予防医学薬剤師が日本全国で活躍するための人材を育てていきます。

○予防医学薬剤師のための「健康シェルパ養成講座」

薬剤師は、薬剤師法第1条で「公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保する」とその任務を定義されています。

特に保険薬局(調剤薬局)やドラッグストアでは、お預かりした処方せんをもとにお薬を用意する保険調剤業務だけでなく、OTC医薬品や健康食品、衛生用品などのくらしに役立つ商品を取り扱い、健康をサポートしています。

薬剤師になるために6年間の薬学部教育を受けてきた土台に、現場で実践するための分子栄養学や生体学、食事栄養摂取基準や食品表示法への知識と理解を加えることによって、相談を受けるだけでなく「解決」へと導いていくことができるのが薬剤師だと私は考えています。

薬剤師として、服薬指導をより充実させるために、食事指導を提供できるようになるために、健康食品やサプリメントの相談を受け商品を販売できるようになるために、ワンストップで情報と学びの機会が得られる講座を提供いたします

〇実践型学習「予防医学士プログラム」

予防医学士プログラム横浜校1期生集合写真

私が予防医学を学ぶキッカケとなったのは、一般社団法人日本予防医学マイスター協会(当時は株式会社サムライフ)の代表理事である薬剤師・坂田武士さんとの出会いです。

2015年に「理想の薬局を考える会」で初対面し、「病気を治すのではなくなかった頃に戻していく」という予防医学の考え方にはじめてふれたことで私の人生は変わりました。

2015年に5期生としてプログラムを受講し始め、2018年オプティマムファスティングマイスター®の取得、2019年予防医学士®取得、そして2020年に予防医学マイスター®の取得、さらにはかつて私自身が受講したプログラムを校長の立場で横浜に開校(予防医学士プログラム横浜校)するまでに至ったのです。

「薬剤師のための健康シェルパ養成講座」との大きな違いは、自らの体質改善を最大の目的としたプログラムとなっていること、そして薬剤師など資格をもっていなくても受講できるプログラムであるところにあります。

体質改善を主な目的としているので、毎月のセミナーと毎月の個別カウンセリングを9か月間かけて行うという長丁場のプログラムとなっておりますが、薬局の事務さんなど薬剤師でないスタッフにも知識を習得してもらいたい、自分自身の体質改善も果たしていきたいという方は、予防医学士プログラムの受講をご検討ください。

【予防医学士プログラム23期生2022年4月募集】

予防医学士プログラムは年2回4月・9月に開校しております。
また、随時開講のビデオ講座もございますので、ご興味のある方はまずはご連絡ください。

お気軽にお問い合わせください。045-550-5832受付時間 9:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]

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〇韓国コスメ×薬剤師で美容のサービスを展開する薬剤師を応援!

韓国コスメブランドの「EVANS」より2021年発売される新製品の販売について、より正しい肌や化粧品の知識をもった販売員の方々に世の中に製品を広げていただくため、またユーザーの方々へもきちんとした情報を提供し続けるために検定事業を共同開催いたします。

「EVANS」は、年齢に関係なく男女兼用で使えるラインナップの提供により「優しい」「綺麗」にこだわる国民的なブランドとしての確立を目指しており、日本予防医学薬剤師協会のなかで美容のサービスを展開していきたい薬剤師とのマッチングも行い、代理店契約や販売促進がスムーズかつ効果的に行われるよう支援していきます。
※2021年5月リリース予定

〇自助サービスを拡充していく企業や団体を募集します

日本予防医学薬剤師協会では、資格発行やコンテンツ提供を行う企業や団体などの機関の方々との業務提携を随時募集しています。

協会HPでの発信に興味・関心を持っていただける方や、日本国内における薬剤師の活動にご協力いただける方はお気軽にご連絡ください。

お気軽にお問い合わせください。045-550-5832受付時間 9:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]

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◉広げる

一般社団法人日本予防医学薬剤師協会では、「薬剤師が予防医学を仕事にしたい」と考えた時の第一選択として予防医学薬剤師業界をリードする存在となります。

〇予防医学は薬局で広がるか?

食事指導やサプリメントの提案といった予防医学的なアプローチを、全ての薬局やドラッグストアの店頭で薬剤師が当たり前のように行うようになるという事は簡単な事ではありません。
保険調剤業務が収益の大半を占める業態の仕組みのなかで、大切なことだとわかりつつも「早く」「正確に」保険調剤業務を行うことに注力せざるをえない経営実態があるからです。

私自身、保険薬局の管理薬剤師として予実管理にも携わってきましたが、1人の薬剤師が1時間あたり何枚の処方せん調剤に対応できるのかの指標が最も経営感度が高く、注力しないといけないポイントになっています。

少しずつ「モノ」から「ヒト」へということで制度も変わってきていますが、経営的にも実態的にも大きな転換を迫られるのは調剤報酬が大きく改定されるタイミングであると私は考えています。

〇2020年、コロナウイルスで世界は変わった

では、その時がくるまで私たちは何もしない、それでいいのでしょうか?

2020年、全世界で想像もしていなかったことが起きました。好きなように外出もできなくなり、多くの人が集まるようなイベントは中止、常にマスクをつけていないと白い目で見られてしまう、病院やクリニックも月の患者さんの数が半分以下になり、処方箋を応需している薬局の利用者も激減しました。そう、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)です。

アフターコロナ、withコロナとも言われ、少しずつ以前の生活が戻ってきました。
不要不急でなければ医療機関にも受診をしないという考え方は、ある意味ではあるべき姿だったかもしれません。
なるべく医療機関にいかなくても済むように免疫力をあげるための生活習慣を取り入れる。運動や栄養習慣をスタートさせた人もいるかもしれません。

私自身も2020年は台東区の薬局の管理薬剤師を任されておりましたが、処方せんをもって来局される方は半分以下になっても、サプリメントやファスティングに関する問い合わせは2倍以上になりました

店頭に陳列したビタミンCのサプリメントは自分や家族、従業員のためにと買って帰る方が増える姿に、薬局としてのあるべき姿を私はみました。

処方箋調剤を中心とした薬物療法の支援というのは薬剤師の根幹の事業であることは変わらないかもしれませんが、
「公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保する」という薬剤師法に規定されている本来の薬局を薬剤師は取り戻し、

”まちの科学者”とかつて言われていたように身近な生活のなかで頼られる存在として役割を発揮していく。
そうなれば全国に薬局はコンビニエンスストア以上にあってもいいし、全国に約30万人いる薬剤師はもっと自分たちの仕事に誇りをもっていいと私は確信しています。

予防医学薬剤師として、今こそ確かな知識と実体験をもとにまちの方々に貢献していく時代がきたのではないでしょうか?

〇業務委託契約を広げ働く場所を増やす

経営的に予防医学を取り入れざるを得なくなるまで調剤報酬が抜本的な改定がなされるのを、ただ待つのでもなく、
まちのなかでの予防医学薬剤師の役割を広げていくための手段として、

予防医学薬剤師協会ではクリニックや歯科医院、鍼灸整骨院やエステサロンやスポーツジムなど、医療や健康に携わる方々と協働し「栄養外来」の導入を進めています。

例えば整形外科のクリニックでは、膝が痛いと受診中の方に対して、リハビリテーションや注射や薬による治療も行いますが、体重が増えていってしまう状況では膝への負担は減っていきません
リリカやプレドニンのように一部の薬では薬の副作用によって体重が増えるという事もあります

体重のコントロールが必要と判断された場合に医師やスタッフさんから声かけをしていただき、私たち予防医学薬剤師が食事指導とサプリメントの提案を行い、筋肉を落とさずに脂肪だけを落とすサポートをしています。

例えば歯科医院では、「免疫」をテーマにかかげ、
細菌の繁殖や炎症を抑えるための予防医学薬剤師としての食事指導とサプリメントの提案を行ったり、
治療を終え予防歯科的なメンテナンスをしている方には、口腔ケアと身体の中のケアをワンストップで行える場所としての価値を提供しています。

文京区歯科医院での栄養外来の導入

台東区クリックでのセミナー風景

「栄養外来」はクリニックや歯科医院などの特別な場所でないと行えないかというと、そうではありません。

2018年には、「笑顔広がるくすりカフェ」として横浜市鶴見のコミュニティスペースで、2020年10月からは、「私のためのアクティブエイジング外来」として台東区田原町のカフェスペースにて、

オーナーと協働して代謝や免疫力をあげていくための食事指導とサプリメント提案を行っています。

当然薬局の中でスペースが取れる薬局であれば薬局内で行ってもいいでしょう。確立されたスキームとして実施することにより、スムーズに導入が可能です。

このような形で予防医学薬剤師の活躍の場所を広げていくことによって、薬局や薬剤師の役割を認知してもらう。
薬剤師なら食事指導とサプリメントの提案ができるのが当たり前という社会がある特定の地域だけでも根付いたとしたら、

その地域の中にある薬局やそこで働く薬剤師はまちの方々のニーズに合わせて正しい知識と上質な商品の提供を行っていくようになると思いませんか?

調剤報酬が大きく変わり全国の薬局が予防医学を求めざるをえなくなる時には、当たり前のように私たちの協会が選ばれるようになり、その手前の段階においても健康や医療に携わる様々な機関や団体と協働していくことによって認知を広めていく。

一般社団法人日本予防医学薬剤師協会は予防医学薬剤師のパイオニアとして常に業界をリードする存在となっていきます。

◉日本予防医学薬剤師協会の取り組み

薬剤師のための「健康シェルパ養成講座」

☑ 薬物治療の助けとなる食事指導やサプリメント提案ができるようになる

☑ 血液検査の項目について食事やサプリメントの観点からアドバイスができるようになる

☑ かかりつけ薬剤師として生活習慣から支えられるようになる

☑ 健康サポート薬局として健康相談会やセミナーを開催し選ばれる薬局・薬剤師になる

☑ 「健康シェルパ」がいる薬局・ドラッグストアとして付加価値に繋がる

予防医学士プログラム

☑ 9か月間かけて予防医学を学び自分自身の体質改善を果たす

☑ オプティマムファスティングを理解し提供できるようになる

☑ 食事指導の基礎となる栄養学やカロリー理論について学べる

☑ サプリメントの良し悪しの見極めができるようになる

☑ がん予防や遺伝子学など予防医学情報学べる

※予防医学士プログラムは、一般社団法人日本予防医学マイスター協会主催の事業です。

お気軽にお問い合わせください。045-550-5832受付時間 9:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]

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